第4回5期生BootCamp『Whatを磨く』
【革新的なビジネスモデルを探すBootCamp】@Mistletoe
こんにちは、SUSANOOチームの高野です。
一昨日、10月7日土曜日にSUSANOO5期の第3回BootCampが行われました。
今回のテーマは「Whatを磨く」。
各々の事業の内容をさらに研ぎ澄ますことを目的に、前半は起業の方法論の一つである「リーン・スタートアップ」に基づきながら、リーン・キャンバスに沿った6つのワークを行いました。
リーン・スタートアップをひと言で表すと「最小で試し、失敗に学ぶこと」。
「市場の失敗分野」に挑むソーシャルスタートアップは、お手本にできる前例や既に成功した先人が存在しないため、《実際に試して検証する》というプロセスを繰り返しながら事業を進めていくしかありません。その際に重要となるのが、「最小で試し、失敗に学ぶ」リーン・スタートアップの考え方です。
5期生が用意したリーン・キャンバスに対し、伴奏メンターの方々が鋭い指摘やアドバイス、問いかけをしながら、白熱した議論が交わされました。
SUSANOO3期生時代にリーン・キャンバスをとにかくたくさん書いていたというNPO法人モクチン企画の yutaro murajiさんからは、
「リーン・キャンバスは、手書きでとにかく思いついたことを書いてみることが大切。キャンバスを書くのはあくまでアクションの前段階。検証に時間をかけ、ピボットをすることが重要」
と、自身の経験を元にしたアドバイスも。
後半は、伴奏メンターと5期生が入り混じりながらの相互メンタリングを行いました。
毎度のことながら、社会課題の最前線で戦う挑戦者たち・チェンジメーカーたちが真剣に意見を交わし合うこの時間は、会場全体が計り知れないエネルギーと熱気で溢れ返ります。
約6時間に亘る怒涛のワークを終え、5期生メンバーからは
「ペルソナの解像度をもっと上げなくてはいけないと気が付いた」(BUI 比嘉啓登さん)
「多岐に渡る分野から多角的なメンタリングをしてもらうことで、自分たちでは見えていなかった課題を発見することが出来た」(WAKAZE Takuma Inagawaさん)
「自分たちの原点に立ち戻る大切さを実感した」(次世代はりきゅうレボリューションズ 伊藤 由希子さん)
といった感想が出たほか、
伴奏メンターの方々からは
「他の人にどれだけ否定されても、自分が”これだ!”と確信して突き進めるものを見つけることが大切。自分が人生を賭けてやりたいものをぜひ見つけてください」(School with Inc. 太田 英基さん)
「ソーシャルスタートアップは、その存在だけで誰かの助けや救いになります。自分たちがいること自体が価値である、ということを忘れずに、事業を始めるきっかけとなった原体験や思いを大切にして欲しいです」(NPO法人Explat 植松 侑子さん)
といったお言葉を頂きました。
脳みそがちぎれるほど考え抜き、5期生それぞれが、自身が事業に賭ける思いや原点を見つめ直し、Whatに磨きをかけることができた1日となったはず。
お忙しいなか長時間ご協力いただいた伴奏メンターの今井 悠介さん、市来 広一郎さん、植松 侑子さん、太田 尚樹さん、大山未央さん、太田 英基さん、栗島 祐介さん、 鈴木 款さん、関 治之さん、中山 勇魚さん、西村 真里子さん、正井佑典さん、yutaro murajiさん、吉岡 マコさん、本当に有難うございました!
次回のBoot Campは10月21日(土)となります!